トコジラミ(南京虫)などの駆除:ゲストハウスキーパーは東京都23区内のゲストハウスの運営をサポートします!

トコジラミ(南京虫)などの駆除:ゲストハウスキーパー

★ トコジラミ(南京虫)とは?

ニューヨークのスーパーにあるトコジラミ(南京虫)の駆除専門コーナーまず、初めに。近年トコジラミ(南京虫)の被害は世界的に拡大しています。この害虫の駆除は極めて困難で、改めてこのトコジラミ(南京虫)の駆除方法を様々な人達が検討しています。 トコジラミ(南京虫)を駆除するにはまず、この害虫の生態をあらゆる角度から理解すろことが駆除を行うに当たって必要なものと思われます。写真はアメリカのニューヨークのあるスーパーマーケットのトコジラミ(南京虫)駆除用の殺虫剤のコーナー。飛ぶように売れているとの事です。 

◇ トコジラミ(南京虫)の分類・名前の意味・由来

トコジラミ(南京虫)の分類

動物界 Animalia
節足動物門 Arthropoda
昆虫綱 Insecta
半翅目 Hemiptera
亜目
異翅亜目 Heteroptera
トコジラミ科 Cimicidae
トコジラミ属 Cimex
トコジラミ C. lectularius
学名
Cimex lectularius
英名
bedbug

トコジラミ(南京虫)トコジラミ(床虱。学名:Cimex lectularius)とは、吸血性の寄生昆虫である。別名、南京虫(なんきんむし)、床虫(とこむし)、英語圏内ではBedbug(ベッドバグ)と呼ばれている。「シラミ」と命名されているが、シラミ目ではなく、カメムシ目トコジラミ科の昆虫である。

「南京虫」の「南京」とは、江戸時代には海外から伝わってきた小さいもの、珍しいものに付けられる名だった(他の用例として南京錠、南京豆などが挙げられる)。この昆虫は海外からの荷物に付着して伝わってきたと考えられている。ただし、実際に中国南部の広東省から江蘇省にかけても多く生息しているため、南京という地名に由来するとの説もあながち間違いではない。中国語では「臭虫」と呼ばれ、本種を「温帯臭虫」、タイワントコジラミを「熱帯臭虫」と称して区別する。タイワントコジラミとの混称と思われるが、地方名に、「あーぬん」(沖縄県石垣島)、「あやぬん」(沖縄県小浜島)、「ひーらー」、「っちゅくぇびーら(人食いひら)」(首里方言)、「あかめ」(東京都八丈島)などがある[6]。布団やベッドに潜み、そこで被害を受けることが多いので「トコジラミ」や後述の「トコムシ」の名称が付いた。英語ではトコジラミ、タイワントコジラミともに「bedbug」の名称が使われるが、トコジラミを特に指す場合は「common bedbug」と言う。

◇ トコジラミ(南京虫)の形状

トコジラミ(南京虫)の性交トコジラミ(南京虫)の成虫は体長5ミリ程ですが吸血後のものは腹部が膨大して、体長が1.5倍以上に伸び、長い楕円形になります。そのことを考慮すると5ミリから8ミリ程と考えてよいかと思います。成虫は卵形で、背腹軸に全身扁平で(隙間に住むのに適しています)、タイワントコジラミとは 形態的によく似ていますが、トコジラミは前胸の縦横比が2.5倍程度であるのに対し タイワントコジラミは2倍程度と少し細長くなっています。トコジラミ(南京虫)は不完全変態で成長のどの過程でも翅を持たず、成虫でも翅を持ちません。雄成虫は腹部の末端が 雌成虫よりも尖っており、末端に良く発達したペニスを持ち、メス成虫には腹部第 4節の腹側の中央より左に特徴的な切れ込みがあります。交尾の際に雄はこの切れ込み にペニスを挿入し雌に精子を提供します。体色は吸血 前は大抵腹部に含まれる血の色により薄黄色からやや赤褐色をしていますが、吸血後は吸血した血液が透けて見えるためより濃い茶色となります。幼虫はこれよりずっと小さく、肉眼では識別できないほどのものもあります。

◇ トコジラミの(南京虫)の食事。

トコジラミ(南京虫)に噛まれた跡トコジラミ科の昆虫は全て温血動物の血を常食とする隠匿性のある小型の夜行性の昆虫ですが、そのほとんどは主に鳥類やコウモリ類を宿主とします。一方で本種および近縁種のタイワントコジラミ(台湾床虱。学名:Cimex hemipterus。別名、ネッタイトコジラミ、ネッタイナンキンムシ、熱帯南京虫)のみが人間を主な吸血源とし、特にヒトを好んで吸血します。コウモリやトリに付く虫の近縁種で、穴に棲むコウモリやハトを餌とする昆虫から進化したものではないかと考えられています。トコジラミ(南京虫)は雄雌ともに吸血し、幼虫・成虫にかかわらずその全生存期間を通じて栄養分を血液に頼ります。成虫にいたるまで5齢までの幼虫期を経ますが、幼虫の各齢期に一回以上の吸血を必要とします。トコジラミ(南京虫)はふつう夜間に吸血しますが、厳密には夜行性ではなく、暗ければ昼間でも吸血することがあります。トコジラミの成虫はほぼ3夜毎に摂食しますが、大抵同じ場所の同じ宿主のところに戻ります。

◇ トコジラミ(南京虫)の棲家

トコジラミ(南京虫)大発生トコジラミ(南京虫)群居性の社交的な虫です。 互いに体を寄せ合って休息し、割れ目など非常に狭いスペースに居住することを好みます。通常隠れ家で休息しており、ここから出てくるのは、たいてい暗く静かな深夜の摂食時だけです。摂食目的以外に宿主に居座ることはありません。普段は明かりを嫌い、壁の割れ目など隙間に潜んでいます。

◇ トコジラミ(南京虫)の成長過程

トコジラミ(南京虫)の成長過程卵は通常25度で5~10日で孵化します。卵は乳白色の楕円形で、横にふたみたいなものが付いており、孵化する時はこの蓋を開けて出てきます。 孵化から成虫まで約2~7週間かかりますが、これは吸血原の有無や温度などに大きく依存します。 飢餓に強く、実験室内での実験ではあるが18ヶ月間も無吸血で生存したという記録があります。 成虫の寿命は長く、10カ月~1年、年間3回以上の発生を繰り返し、雌成虫は、毎日2~5粒ずつ、生涯には約200個の卵を産みます。 ◆トコジラミ(南京虫)の駆除の仕方◆

◇ トコジラミ(南京虫)の特徴

トコジラミ(南京虫)と血糞トコジラミは翅を持たないため自力では長距離を移動することはできません。 しかし、人間の荷物、または輸送される家具などに取り付くことでその分布を拡大します。 ボルバキアという共生細菌がいないと正常な成長や繁殖が困難であることが研究で明らかにされたようです。 トコジラミが吸血を始めると同時に、肛門部にある分泌腺から「甘く粘り気のある」臭いが出ます。 これが仲間のトコジラミへの誘発剤として働き、他のトコジラミの食糧探しの活動を活発化させることになります。 トコジラミは1回の吸血で、(自分の体の大きさからすると)かなりの量の血を摂取しますが、その結果体が膨れてしまい自分の好む隙間に潜り込むことができなくなります。そのため、栄養素と固形分だけを残して食べ物に含まれていた過剰な水分を排出します。この際に出たものが「血糞」とよばれるもので、トコジラミ(南京虫)の母体を発見する前に柱やベッドの隅などに黒い点がいくつも付いているものです。 吸血するトコジラミは日中の休息場所のそばに、黒く粘り気のあるしるしを残しますが、それはこの排泄物なのです。 逆に言えば、この黒い斑点があればトコジラミ(南京虫)が居るということです。 トコジラミは吸血前に口唇部から麻酔を注入するので、宿主は通常血を吸われていることに気づきません。 このことと、隠密行動をとることなどから、駆除の話がもちあがる前に、トコジラミの繁殖がかなり進んでしまっていることになるのです。 トコジラミは長期間、状況によっては1年以上も食糧を取らずに生存できます。 また、気温が13℃を切る日が何日か続くとある種の冬眠状態に入るため、暖房のない建物では、トコジラミの被害は季節性を持ったものとなります。 ◆トコジラミ(南京虫)の駆除の仕方◆

★ トコジラミ(南京虫)の増殖と被害拡大の原因

トコジラミ(南京虫)の駆除業者トコジラミ(南京虫)の被害は、降って湧いたように発生します。これには多くの理由があります。 トコジラミには隠匿性があります。数が少ないうちはめったに分からず、かなりの数になっても長期間発見されないままのことがあります。 適切な環境の下では、トコジラミは高い繁殖力を発揮します。 温度と食糧とがパーフェクトな状態なら、40匹のトコジラミがわずか6か月間で5,900匹以上にまで増える可能性があります。トコジラミは社会的に好ましくないものとされ、しばしば衛生状態の悪さと関連付けられますがこれは大きな間違いです。 この「世間に対して恥ずかしい」「宿の営業に支障をきたす」という思いが、効果的な駆除を遅れさせ、その間にトコジラミがどんどん広がってしまうことになります。 トコジラミは驚くほどの移動性を持ち、集合住宅の部屋から部屋へと簡単に移動し、パイプ、排水管、また屋外の煉瓦を伝ってかなりの距離を移動します。 世界的にトコジラミ被害が増えてきた原因の一つには交通が便利になりバックパッカーなどの海外旅行者が増加してきたことによるものと考えられます。また、残効性の殺虫剤を使わなくなったことも一因としてあるみたいです。 ◆トコジラミ(南京虫)の駆除の仕方◆

★ トコジラミ(南京虫)による症状及び病気の媒介

トコジラミ(南京虫)の捕獲刺咬する際に唾液を宿主の体内に注入し、この中に含まれる物質が引き起こすアレルギー反応で激しいかゆみが生じます。俗に、刺されると肌に2つの赤い痕跡(刺し口)が残ると言われますが、実際には刺し口は1つであることの方が多いようです。 かゆみは刺された当日よりも2日目以降の方が強いようです。刺咬の痕跡は1ないし2週間以上消えません。 トコジラミには少なくとも28個のヒト病原体が発生することが明らかにされていますが、トコジラミが病気を媒介したことが証明されたケースは今までに一つもありません。 トコジラミやトコジラミの幼虫が脱ぎ捨てた脱皮殻に接触した結果、重度の喘息様症状を示す人もいますが、これはトコジラミが持つキチン質その他の物質に過敏に反応することによる、アレルギー反応と考えられます。 同じカメムシ目の昆虫にはシャーガス病を媒介するオオサシガメ類が存在します。  1回当たりの吸血量が多く、そのために発熱したり、さらには不眠症やリンパ腺の腫れを引き起こす場合もあります。 吸血痕が2個並んで残る場合が多いです。また、カメムシのような悪臭を発します。 トコジラミの体からB型肝炎ウイルスなど幾つかの人間の病原体を検出した例がありますが、いずれも実際にこれらの病原体を媒介しているという証拠は見つかっていません。 病気のリスクよりももっと深刻なのは、トコジラミに刺された人が苦しむ身体的、また精神的な不快感です。 身体的には、トコジラミに刺されると、軽いかゆみから発疹、みみず腫れ、更にはひどい痛みまで、様々な反応が引き起こされます。 精神的には、寝ている間にトコジラミに「生きたまま食われる」恐怖心から逃れられる人など一人もおらず、また、一種の社会的な居心地の悪さを感じずにいられる人は(居心地の悪さを感じる必要などこれっぽっちもないのですが)、先進国ではほんのわずかだと思われます。 ◆トコジラミ(南京虫)の駆除の仕方◆

★ トコジラミと殺虫剤

約50年前にDDTの使用によりほぼ根絶やしにされたトコジラミが新たに殺虫剤への薬剤耐性を身につけたこと、害虫の防除に使われる殺虫剤が毒性の弱いものへと移行したことが再来の原因ではないかと報道されています。アメリカで近年に採取されたトコジラミについて薬剤感受性が調べられたが、ピレスロイド剤に対し非常に強い抵抗性を示しました。 ◆トコジラミ(南京虫)の駆除の仕方◆

★ トコジラミ(南京虫)についてのニュース

●米国で、20年以上前に根絶されたはずのトコジラミ(南京虫)が携帯電話、パソコンのキーボード、マットレスなどで発生する被害が相次いで報告され、米衛生当局が警戒を強めている。

●米環境保護局(Environmental Protection Agency、EPA)は、15-16日に初の「National Bed Bug Summit(全米南京虫サミット)」を開催。会議では、南京虫の被害が急速に拡大しており、あらゆる種類の公共の建物・空間で確認されているとの報告がなされた。

●ケンタッキー大学(University of Kentucky)の昆虫学者、マイク・ポッター(Mike Potter)教授は、南京虫は今や「われわれの世代の最も困難な問題」をもたらす存在になっていると指摘した。

●害虫駆除会社Arrow Exterminatingのマイク・ドイッチュ(Mike Deutsch)氏も、ランプ台や時計付きラジオ、テレビ、本の中などで南京虫の繁殖が確認されていることを指摘、「このような例は今まではなかった」と話した。

●南京虫はホテルやレストランでも確認されており、米国内で大きな問題となっている。いったんはほぼ根絶した南京虫が再び繁殖している背景には、米国民の海外旅行やホテル滞在が増えたことが挙げられる。スーツケースにまぎれて米国に流入してくるのだという。 また、環境に悪影響を与えるとしてDDTなどの強力な害虫駆除剤が規制されたことも、繁殖原因の1つだとされる。現在、南京虫に効果がある駆除剤に対しても、耐性が出てきている点が指摘されている。

●オーストラリアやアメリカでも、近年になって再びトコジラミが大発生し、観光業界に大打撃を与えている。アメリカでは21世紀に入り、トコジラミの大発生が問題となっている。例えばサンフランシスコの衛生局では2006年にトコジラミの感染について、2年前の倍以上の回数の報告を受けた。

●近年では、近隣国の経済成長やビザの免除などによって外国人観光客が増加したことによって、東京や大阪など都市部の宿泊施設を中心に発生例が相次ぎ、旅館経営者は頭を悩ませている。

●トコジラミの復活(resurgence)は世界的な様相を示しておりますが、国内においても沖縄県から北海道まで、全国に吸血被害が拡がったようです。この拡大の原因は、駆除が難しいということに尽き、その難しさの一つに、殺虫剤に対する抵抗性があります。 トコジラミの殺虫剤抵抗性については、本誌2009年6月号に富山県のトコジラミの例を紹介しましたが、その後、石川県と千葉県のトコジラミを調べる機会がありました。 両県で採集されたトコジラミも、殺虫剤抵抗性でした。 薬剤の残渣面接触試験と腹部腹面への局所滴下試験において、両県のトコジラミとも先の富山県のトコジラミよりもピレスロイド系のフェノトリン、ペルメトリン、有機リン系のジクロルボス、フェニトロチオンに対して抵抗性を示しました。 とくに千葉で採集されたトコジラミは、ピレスロイドに対して強度の抵抗性を示し、ピレスロイド剤での駆除はできない状況が明らかになりました。 千葉のトコジラミが、ピレスロイドに強度の抵抗性を持つ系統のいる欧米から持ち込まれたかを、抵抗性遺伝子の解析で明らかにする試みが行われています。 全国に拡がったトコジラミの抵抗性の有無とその状況を調べ、早急に駆除法を確立する必要があります。 国立感染症研究所 昆虫医科学 客員研究員 渡辺護

●ピレスロイドに強度の抵抗性 両県のトコジラミとも先の富山県のトコジラミよりもピレスロイド系のフェノトリン、ペルメトリン、有機リン系のジクロルボス、フェニトロチオンに対して抵抗性を示しました。とくに千葉で採集されたトコジラミは、ピレスロイドに対して強度の抵抗性を示し、ピレスロイド剤での駆除はできない状況が明らかになりました。

●NHKニュースおはよう日本 で害虫“トコジラミ”大発生 あなたの家は大丈夫? という番組をやっていました。

◆トコジラミ(南京虫)の駆除の仕方◆

★ 日本におけるトコジラミ(南京虫)の歴史

1595年(文禄4年)刊行の、イエズス会員アンブロジオ・カレピノのラテン語辞書をもとにした『羅葡日対訳辞書』に「トコムシ : cimex」の項目があるが、「cimex」とはトコジラミ(南京虫)のことです。 この頃すでに日本に侵入していた事実が窺われます。 また1603年に刊行された『日葡辞書』ではトコムシ(Tocomuxi)の項にカメムシを意味する「Porsouejo」の訳語が記されている。 一方、トコジラミ研究に先鞭をつけた人物といわれている博物学者の田中芳男は『南京虫又床虱』と題した報告を残し、繁殖状況、性質、駆除の方法などを述べています。 同報告によると、南京虫は明治維新前に幕府が外国から古船を購入した際、その古船に潜んで日本に上陸したものであるといい、神戸港界隈に一番多くいたということです。 このことはトコジラミが江戸時代の日本国内では一般には知られていなかったことを意味します。 1878年(明治11年)に日本を訪れた旅行家、イザベラ・バードは著書『日本奥地紀行』(Unbeaten Tracks in Japan)で、行く先々の宿で南京虫による被害に遭ったことを記述しており、当時すでに一般家庭や旅籠などに蔓延していたことが推測されます。 終戦後も不衛生な地域や古い木造の建物、特に公衆の出入りする安ホテルや警察の留置場などにはきわめて普遍的に見られた害虫である。江戸川乱歩が回想記『わが青春記』(1957年(昭和32年)11月)の中で、上京後住み込みで働いた印刷工場の寮で南京虫に悩まされたことを記しています。だが1965年(昭和40年)頃より使用されだした有機リン系の殺虫剤がよく効き、1975年(昭和50年)頃にはほとんど目にすることはなくなりました。◆トコジラミ(南京虫)の駆除の仕方◆

トコジラミ(南京虫)の抜け殻
トコジラミ(南京虫)の抜け殻

トコジラミ(南京虫)の赤ちゃん
トコジラミ(南京虫)の赤ちゃん

トコジラミ(南京虫)の卵
トコジラミ(南京虫)の卵

トコジラミ(南京虫)血を吸う前と後
トコジラミ(南京虫)血を吸う前と後

★ トコジラミ(南京虫)の駆除の仕方です。

さて、いよいよトコジラミ(南京虫)の駆除の仕方です。長くなるので次のページで紹介します。下記の文章をクリックして下さい。

◆トコジラミ(南京虫)の駆除の仕方◆